第11回 2013.2.5
衆院総選挙後、国会の開会中に開かれた第一回目の抗議行動でした。寒い中、200名以上の方が参加くださいました。
特に今回は、今月中に安倍首相の訪米が控えていることを踏まえ、あらためてTPP情勢を分析。「自民党は公約を守って!」と強くTPP参加反対をアピールしました。
なお、前回のお汁粉に引き続き、今回は豚汁がふるまわれ、こちらも大好評でした。
【新聞】
●日本農業新聞
[TPP反対 官邸に届け] 推進論を問題視 自民は公約順守 掛け声響く (2013年02月06日)
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=19051
●しんぶん赤旗
日米会談でTPP参加表明 許さない 官邸前アクション
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-02-06/2013020615_02_1.html
●新聞「農民」
街角でもどこでもTPP反対を 安倍首相訪米直前の官邸前行動
http://www.nouminren.ne.jp/newspaper.php?fname=dat/201302/2013021802.htm
【ウェブジャーナル・ウェブニュース】
●IWJ
2013/02/05 STOP TPP!! 首相官邸前アクション
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/56408
●UPLAN
20130205 UPLAN STOP TPP! 官邸前アクション
●8bitnews
サルでも分かる!子宮頸癌ワクチンの恐ろしい危険性
http://8bitnews.asia/wp/?p=8509#.URhYtaWfBqV
(参考)緊急行動!~子宮頸がんワクチンの定期予防接種化に反対しよう! http://luna-organic.org/tpp/vaccine.html
STOP TPP!! 官邸前抗議集会|2013.2.5(火)
http://8bitnews.asia/wp/?p=8384#.URMIYR003JY
※時間ごとにインデックスを付けていただき、集会の様子・スピーチ内容が一目で分かります。
●実行委員会からTPP情勢の分析など(スピーチ内容)
「TPP参加の即時撤回を求める会」の会員が、自民党議員の中で過半数以上になったことは私達の運動にとって頼もしい側面ですが、一方、自民党内でTPP参加を推進する議員連盟ができ、来週その活動を開始するという動きもあるので(※)、議員の動きを監視していきましょうと呼びかけました。
また、日本経済再生本部や経済財政諮問会議などの人事を見ると、TPPに反対とは言えない顔ぶれが目立ちます。
経団連・経済同友会といった財界も、TPP参加を求めるプレッシャーをかけています。
自民党は、TPPには慎重と言って選挙に勝ったものの、財界・米国からの圧力の板挟みになっており、党内でも攻防がある情勢です。
一方、私達と一緒にTPPに反対してきた民主党などの議員は、衆院総選挙で多くの方が落選してしまいました。「TPPを慎重に考える会」は、野党になったからこそ、私達運動の側と連携をしながら反対を進めていってほしいと思っています。
自民党が衆院選公約に掲げた「TPP交渉参加の判断基準」(※)の中に、『政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する』とありますが、「例外を作れば参加していいのか」という動きもあります。これ以外にも5項目あり、これらの項目が議論されずに「例外が設けられたら入ってもいいのではないか」と利用されています。
こういう事にも注意を払って、職場や地域、街角でいろんな人に話しかけることも含めて、運動を広げていきましょうと呼びかけました。
自民党の「TPP交渉参加の判断基準」
1.政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する。
2.自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない。
3.国民皆保険制度を守る。
4.食の安全安心の基準を守る。
5.国の主権を損なうようなISD条項は合意しない。
6.政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる。
呼びかけ文
■■
■ STOP TPP!! 官邸前アクション
2月5日(火)18:00~20:00
http://notpp.jp/TPP_kantei.html
総選挙から第二次安倍内閣の発足、そして国会も始まるなど、年末年始にかけて政治の動きはめまぐるしく進んでいます。選挙にて自民党はTPPにかんして、「聖域なき完全撤廃を条件とする限り参加はしない」との公約を打ち出し、勝利を収めました。その後もこの公約は継続されていますが、日本の財界(経団連、日本商工会議所など)は年明け早々に共同記者会見にて「日本のTPP早期参加を求める」と述べ、これまで通りプレッシャーをかけてきています。また安倍内閣の主要閣僚や経済財政諮問会議、日本再生本部などTPP問題を扱うとされる組織の人事を見ると、自由貿易・TPP推進論者や財界トップの名も目立ちます。
自民党内のTPP反対派の数も一気に増えているとはいえ、財界からの圧力によって、TPP参加への道へといつ舵を切られるか、予断を許さない状況です。今回の官邸前アクションでは、こうした情勢をふまえ、また安倍首相の訪米前というタイミングもとらえ、あらためて「自民党は公約を守って!」「財界の圧力に屈するな!」とのアピールを全面的にしていきたいと考えています。
私たち、「STOP TPP! 官邸前アクション」は、2012年8月より首相官邸前で活動を開始しました。市民や国会議員、地方自治体、労働組合や農民団体、NGO等の「反対」の声を、直接行動にてアピールしています。ぜひご参加をお願いします。
●日時:2月5日(火)18:00~20:00
●場所:首相官邸前
【主催・お問合せ】STOP TPP!! 官邸前アクション実行委員会
〒101-0063 千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F アジア太平洋資料センター(PARC) 気付
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail: kokusai@parc-jp.org http://notpp.jp/TPP_kantei.html
ツイッター:https://twitter.com/TPP_kantei (当日の実施状況はツイッターにて告知します)
【呼びかけ人】安部芳裕(プロジェクト99%)/内田聖子(アジア太平洋資料センター〈PARC〉)/こみねまいこ(プロジェクト99%)/坂口正明(全国食健連)/ふくしまゆみこ(プロジェクト99%)/まつだよしこ(TPPって何?)/安田美絵(『サルでもわかるTPP』著者)
★「STOP TPP!
官邸前アクション」は、8月より首相官邸前で活動を開始しました。市民や国会議員、地方自治体、労働組合や農民団体、NGO等の「反対」の声を無視し、政治家・財界・官僚は常に米国の圧力を受け「TPP参加」を企んでいます。民主主義を踏みにじり、人々の暮らしを米国・日本の大企業に売り渡す暴挙を止めるため、8月21日~9月25日まで毎週火曜日の夜、首相官邸前で「STOPTPP」を訴えてきました(計6回)。10月からは毎月第一火曜日の夜に切り替え、首相官邸での集中的な直接抗議を行っています。
http://notpp.jp/TPP_kantei.html