2016.3.30 TPPを批准させない3.30国会行動
【動画】
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20160330 UPLAN【憲政記念館にて決起会】TPPを批准させない3.30国会行動 国民の同意なきTPP協定 止めるなら今しかない!
撮影:@uplan_miwa
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2016.03.30「TPPを批准させない 3.30国会行動」《国会請願キャンドルデモ》
撮影:@theriver_jp
https://www.youtube.com/watch?v=t1G2p920vyc&list=PL0r_ha6smF6Rd3chq5zxQi747RhlO63Wq
(引用ここから)
4月5日から予定されているTPPの国会審議を前に批准阻止を訴えて決起集会が開かれた。700人が参加し国会周辺をデモした。
TPPに反対してきた団体・個人が結集して国会前で座り込みを行った後、憲政記念館で決起集会を開いた。
日本医師会の前会長でTPP交渉差止・違憲訴訟の会代表の原中勝征氏は「日本がどん底に陥ってしまう瀬戸際。TPPだけでなく安保法制、原発、辺野古とすべて国民を無視し情報を開示しないまま進められている。これからの世代への責任として日本をよくするため心をひとつにしよう」と呼びかけた。
TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会の醍醐聰氏は「安倍総理はTPP交渉に日本は勝利したというが実績詐称だ。重要品目で174品目が関税撤廃。聖域の29%を売り渡した」と批判したうえで、地産地消の取り組みや地域企業を軸にした地域活性化策などが内外無差別の原則に反するとしてISD条項(投資家による国家への損害賠償の規定)で訴訟を起こされる可能性など「毒素」が協定に埋め込まれていると警鐘を鳴らし批准阻止を訴えた。
オールジャパン平和と共生運営委員の植草一秀氏は国会決議に盛り込まれている「国の主権を損なわないISD条項などそもそもあり得ない」と指摘、党派を超えて主権者が連携を呼びかけた。
アジア太平洋資料センターPARC事務局長の内田聖子氏はTPP協定について「自由化に向かう一方通行の協定。各国の規制を内側から壊していくもの」とその本質を指摘。ニュージーランドや豪州、さらに米国でも市民の間でTPP反対運動が広がっているという。そうした国では政府も国民への説明会を現在も続けており「日本だけがこれほど批准を急ぐのは異常」と指摘した。
そのほか各地域から決意表明があった。畠山房郎JA岩手中央会常務も参加。「政府の影響試算はあの程度で済むのか。減少分を100%補償するような政策大綱が出されているわけでもなく、自給率45%を実現できるのか。現場には不安、心配が渦巻いている。草の根からしっかり理解して、まわりに問題点を広めていきたい」と話した。
北海道農民連の石川純雄委員長はTPPにはオール北海道で反対してきたことを強調するとともに、クリーン農業を旗印にした北海道独自の食の安心・安全条例がTPP協定で規制緩和の対象になって、安全・安心な食料生産と供給ができなくなるのではと懸念を訴えた。
安保法制に反対するママの会など母親、女性、子どもも参加。国民の主権が無視されるTPPに「戦争と同じ。ISD条項は憲法より上だとすれば立憲主義のためにTPPにも反対を」などと呼びかけた。
集会ではTPPについて「政府の懸念に及ばすという説明とは異なり、私たちの命、暮らし、地域を脅かすだけでなく、参加各国の人権も主権も踏みにじることが明らか」、「内容を検証する十分な時間を与えないまま強行するなど、とうてい認められない。秘密主義を貫こうとする安倍内閣の姿勢は民主主義の観点からも許されるものではない」、「国会議員は自らの責任で行った国会決議を守るために全力をあげるべき。いのちよりも大企業の利益が優先される社会をつくるTPPにノーの声を挙げ続ける」とするアピールを採択した。
(引用ここまで)
●しんぶん赤旗
批准強行狙う安倍政権止めよう “TPPノー”国会包む
66団体と野党 座り込み・決起集会
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-03-31/2016033101_01_1.html
(引用ここから)
いのちより大企業の利益を優先する環太平洋連携協定(TPP)にノーの声をつきつけようと、30日、「TPPを批准させない国会行動」が行われました。TPP協定の批准案と関連法案が4月5日にも審議入りし、安倍晋三内閣は今国会で批准を強行しようとしています。これを阻止しようと、700人が参加。国会前での座り込み、議員要請、決起集会、国会請願キャンドルデモをくり広げました。
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主催は、TPPの危険を訴える第一線にたつ28氏が呼びかけ、66団体が賛同した「TPP批准阻止アクション実行委員会」です。
憲政記念館ホールでの決起集会では、「TPPを許さない、脱退するため最後の最後まで力を合わせよう」の発言に「ようし」との声と大きな拍手が起きました。
日本共産党、民進党、社民党、生活の党、無所属の議員が多数かけつけました。日本共産党の畠山和也衆院議員が「党派、立場の違いを超えてTPPを批准させない共同を」とあいさつしました。
前日本医師会会長でTPP阻止国民会議の原中勝征代表世話人が開会あいさつ。TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会の醍醐聡氏ら呼びかけ人は、一部企業・投資家の利益のため、日本農業・農山村を崩壊させ、食の安全、医療、経済主権をも侵すTPP協定の危険な内容を告発。批准阻止へたたかう決意を表明しました。
各分野・地域から10人が発言。岩手県県民会議役員で岩手県農協中央会の畠山房郎常務や農民連の白石淳一会長が、国会決議と公約を違反して農業つぶしを強行する安倍内閣を批判しました。
TPPに反対するアメリカ、ニュージーランドの活動家からも連帯メッセージがよせられました。
これに先立つ、議員会館前での座り込み行動には、北海道や九州など全国各地から参加。TPPに反対する「ママデモ」の声に合わせて、「国民無視した批准はやめろ」などと力強くコールしました。
(引用ここまで)
(引用ここから)
米国大統領選挙の本命候補がこぞって反対し、Tトンデモ・Pペテンな・Pプロジェクトとまで揶揄されるTPP。来月5日から条約批准をめぐって国会審議が始まる。
審議入りを1週間後に控え、TPPに反対する各界各層がきょう、集会を開き国会へ請願デモをかけた。
憲政記念館での集会には野党4党が出席した。TPPに詳しい元農水官僚の篠原孝議員(民進党)は次のように警告した ―
アメリカは日本にある制度をうんと悪用して儲けてから、壊してやろうと方針転換した。一粒8万円の薬を飲み続けるとC型肝炎ウイルスが完全になくなる。日本の政府は優しいんです。保険対象医薬にした。8万円×12週で650万円がアメリカの会社に行く。
TPP差し止め弁護団の和田聖仁弁護士は事態を憂慮する ―
日本との間では分野に限らず連携なんです。クーデターじゃないですか。主権はどこへ行くのか? グローバル資本が知らない間にTPP加盟国の政治を仕切り、国民を犠牲にしていく。その枠組みとしてこのクーデター計画が行なわれているんじゃないか。
田中龍作ジャーナルでは、民主党がTPP交渉に携わった官僚からヒアリングした内容を逐一リポートしてきた。いずれの分野でも官僚が米国に日本を売る実態が明らかになっている。
郵政民営化がそうであったように政府が強力に推進し、マスコミがこぞってバラ色の幻想を振りまく時は危険だ。TPPは郵政民営化の完成版と言われている。
TPPの影響はありとあらゆる分野に及ぶ。食の安全を危惧する母親たちもベビーカーを押して参加した。
「女性は子どもの体を作る安全な食べ物のことばかり考えています。どうか、議員の方々は止めて下さい。TPPを阻止する議員を応援します。絶対にぶれないで下さい」-
ママデモの魚住ちえこさんは声を振りしぼるようにして訴えた。子供を守りたい一心だった。
~終わり~
(引用ここまで)
●岩上安身責任編集 - IWJ Independent Web Journal
2016/03/30 TPPを批准させない3.30国会行動 ~座り込み行動および決起集会と国会請願キャンドルデモ(動画)
■ハイライト 国会請願キャンドルデモ
■ハイライト 決起集会
■ハイライト 座り込み行動